025  「村野藤吾」建築勉強会(第2学舎エリア編 その2)

第2学舎エリアその1はこちら…

第2学舎3号館

現在の外観
恐らく竣工当初の写真。手前の敷地の地下に名神高速道路(1964年全通)が通っている。
欄間の窓とセットになった教室入口扉のデザイン。他の学舎でも同様のデザインが踏襲されている。
写真の右側と左側で教室の階高が違うため、踊り場で調整している。
上の写真と同じフロアの平面図。右側の大教室は定員200名程度、左側の小教室は50名程度。

第2学舎3号館のデータ(竣工当時のデータ)

構造:鉄筋コンクリート造陸屋根3階建
建築面積:1,083.02㎡
延床面積:3,074.84㎡
竣工年:1967(昭和42)年

第2学舎3号館を見学した幹事の感想

  • 2階部分の階段が広く、集約された先の1階が狭いのは不思議
  • 教室の入り口扉と上部窓のデザインが面白い
  • 屋外階段は階段を薄く見せようとする工夫が見られる 今ではできないだろう
  • 屋外階段の1階出入り口の切り欠いたようなデザインは村野らしい

第2学舎その3に続く…

20231007

「025  「村野藤吾」建築勉強会(第2学舎エリア編 その2)」への1件のフィードバック

コメントは停止中です。