みなさんこんにちは!
さて、今回は6月18日(土)に行われた、「村野藤吾ツアーin関西大学千里山キャンパス」に、副会長の前田由利さんが参加、レポートを寄稿していただきました。
村野藤吾ツアーin関西大学
20220618
前田由利
今日は、JIAが主催する「村野藤吾ツアーin関西大学千里山キャンパス」に便乗させていただきました!案内役はもちろん、我が関西大学の橋寺知子准教授。
学生時代、関西大学の建物は村野藤吾の設計、ということは知っていましたが、当時もその後もちゃんと説明を受けたこともなく、自分で研究したこともなく、法文の方は、ほとんど行ったことがないし、正門外の商学部なども足を踏み入れたことがありませんでした。
卒業して何十年か経ち、気づいてみると、いろいろな建築が既に建て替わっています。
今のうちに、今あるものをしっかりと見ておきたい、という思いもありました。
最初はスタバでメロンフラペチーノを手に入れ、芝生と滝を眺めてエネルギーチャージ。
13:00集合は簡文館。30名以上の参加。主催者から資料と、博物館の学芸員、建築卒の西田さん(45期)から缶バッジを選ばせていただきました。これは、村野建物をモチーフにした、かわいい限定バッジ!「簡文館みどころマップ」なんてものも作られてましたよ。
資料は他にも、「現存する村野藤吾設計の建物」の配置図と、「CAMPUS GUIDE MAP」なども。なぞだった「第1学舎」~「第4学舎」までのレイアウトが一目瞭然。
建物の説明は、橋寺さんにお任せするとして、とにかく13時~17時まで、ちょっとの飲み物休憩を除いてずっと歩きっぱなしのなかなかのハードな見学会でした。




そして、私の目的はおおむね達せられました。
が、正直後悔の念も。
学生のときは、よく見てなかったなあ、「ここにオブジェのようなスロープがあった」とか。
「クラブハウス」(これは村野藤吾ではありません)がどんなだったか?とか。
参加者からしょっちゅう聞かれたのが、改修工事、建て替え工事に、建築学科の先生方は関与しているのか?と。電気室を作ったり、樋を付け加えたり、小さな改修でも、丁寧に行う必要性を建築家の面々は気づかれたようです。リノベの時代ですしね。




今、関大の建築学科に入った学生たちに、橋寺さんの指導のもと、何度も必修科目で、まずは「村野藤吾編」として、このキャンパスをめぐって、スケッチしてほしい。それが、愛校心にもつながるのではないかな?
上級生になったら、「このキャンパスをどうすればもっと魅力的にできるか?」の授業をやってほしい。今ある遺産を、どうすれば快適にできるか?美しく見せられるか?ランドスケープデザインとともに考える良き題材。
関大の村野藤吾の図面は、京都芸工大にあるそうですが、それは、関大の建築学科でも持てないものかしら?※
そんな風に考えさせる1日でした。
このツアー、まだ未消化のところもあって、何度もチャンスがあれば、出かけたいと思います。
※村野藤吾の図面について、大学関係者幹事で背景をまとめました。
- 京都工芸繊維大学には村野事務所から図面が一括して寄贈された。
- 京都工芸繊維大学所蔵の図面のうち、関西大学関係の図面は全て、関西大学博物館にて、2年がかりでスキャンしたデータが保管されている。
- それらのデータにより、毎年2月ごろに村野の図面と写真の展覧会が、関大博物館で開催されている。
- 法人(発注者)の資料としては、管財局で確認通知書等の書類が、解体されたものも含めて保存されている。またそれらを借りることも可能。
前田さん、レポートありがとうございました!
事務所のホームページにも投稿されていますので、リンクしておきます。
今回の投稿は以上です。次回をお楽しみに!
この投稿は2022年5月の総会で、私、市原が会長に推薦された際、所信表明で「HP活用のために任期中に100本の投稿をする」と発言したことに基づく企画であります。
本企画の記事は以下1~4のいずれかを満たす投稿とします。
- 会則の目的に「会員相互の親睦を図る」とあり、卒業生にできるだけ有用な情報を提供すること。
- 同じく「関西大学建築学科の発展に寄与」するため、現役学生と卒業生をつなぐ情報であること。
- 同じく「建築に関する学術・技術の進歩発展に寄与」するための情報であること
- 「建築」という単語を入れること。
20220625