005 奈良県明日香村の旅、など

みなさんこんにちは!

さて、今回は市原の実家が奈良県橿原市ということで、このエリアに関係する関西大学の情報をまとめてみました。


1.飛鳥文化研究所

みなさんは飛鳥文化研究所の思い出などありますか?

昭和50(1975)年からある施設です。(なので私、小学校の頃から関西大学を知ってました!)

主にゼミ合宿に利用されます。この教育後援会のセミナーハウス紹介ページの平面図にもありますように、大きくは「本館」と「新館」の二つのエリアに分かれています。ただ、この辺りは「稲渕の棚田」という名称が示す通り、斜面地がほとんどですので、新館などはこれを利用した8棟の小建築を渡り廊下でつないだ構成になっています。平成3(1991)年に第4回奈良県景観調和デザイン賞を受賞しているそうです。

飛鳥川がすぐそばを流れており、今の季節はホタルスポットもあるようです。アジサイも綺麗に咲いていました。

さて、近くにはかの有名な高松塚古墳があります!今年はなんと壁画発見から50年ということで、博物館テーマ展示が開かれています。今月までなので、是非足をお運びくださいませ。

また、関西大学教育後援会では、明日香村と協力し、飛鳥史学文学講座―やまと・あすか・まほろば塾―を明日香村中央公民館で開講しています。通算で550回を数えます。

2.橿原神宮前駅

この飛鳥文化研究所の最寄り駅が、近鉄「飛鳥」若しくは「橿原神宮前」と案内されています。

この「橿原神宮前」駅の中央口駅舎は、村野藤吾の設計です。

竣工は昭和15(1940)年となっていて、もう80年以上も使用されているのですね。

この年は、初代神武天皇が橿原で即位して、2600年にあたるということで、奉祝記念事業があり、橿原神宮や陵墓など大規模な拡張整備がおこなわれたそうです。その一環でこの駅舎も設置されたようです。

今回の投稿は以上です。次回をお楽しみに!

この投稿は2022年5月の総会で、私、市原が会長に推薦された際、所信表明で「HP活用のために任期中に100本の投稿をする」と発言したことに基づく企画であります。

本企画の記事は以下1~4のいずれかを満たす投稿とします。

  1. 会則の目的に「会員相互の親睦を図る」とあり、卒業生にできるだけ有用な情報を提供すること。
  2. 同じく「関西大学建築学科の発展に寄与」するため、現役学生と卒業生をつなぐ情報であること。
  3. 同じく「建築に関する学術・技術の進歩発展に寄与」するための情報であること
  4. 「建築」という単語を入れること。

20220622