015 草屋根の遠足

草屋根の会というのがありまして、こちらの遠足に参加して参りました。

今回はそのレポートです。


遠足の行程は次の3つでした。

  1. 淡路景観園芸学校見学
  2. Café bistro tabata で昼食
  3. 五斗長垣内遺跡見学

午前9時三宮出発、参加者17名のバスツアーです!

1.淡路景観園芸学校

こちらは、草屋根の会アドバイザー、兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科 講師の新保奈穂美先生にご案内いただきました。

兵庫県立淡路景観園芸学校では、「景観園芸」という新たな分野における実技・実践主体の教育・研究に取り組んでおられます。

宿根草で屋上緑化の実践
ロックガーデン
これはなんでしょう?
バイオネストというそうです。剪定枝などでこのような囲いを作り、その中に落ち葉等を入れ、自然に返すコンポストの役割になるそうです。自宅に取り入れようと思いました。
実習用のレイズドベッドは車いすでも作業できる工夫がされています。高さがあると腰への負担も軽減されます。
雑草を食べてくれるヤギの「ユキちゃん」(手前)と「コユキちゃん」(奥)
ハロウィンですね~

13haという広大な敷地と豊かな自然で実践的な教育・研究ができる素晴らしい環境でした!

こちらには、兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科(専門職)、園芸療法課程、生涯学習課程があるそうです。

2.Café bistro tabata

個人的には本日のメイン!です。

このあたり一帯が竹藪だったそうな…
お店から見える景観。素晴らしい!
仮屋漁港 真鯛のパイ包み焼きー草屋根のエストラゴンの香りー
おいしかったぁ~

Café bistro tabata さんの instagramはこちら

3.五斗長垣内遺跡

なんと読むでしょう?「ごっさかいといせき」と読みます。淡路市黒谷というところにあり、2012(平成24)年に国史跡に指定されたそうです。

弥生時代後期に鉄器づくりが行われていたムラの遺跡です。

入口の拠点施設です。
竪穴式住居の向こうに見えるのは「播磨灘」
山側はこんな感じです。この上の方から海の眺めは気持ちよかったです。

こんな良いところなのに、無料です。

草屋根の会には、ユーザー、施工関係者、製造関係者、アドバイザーなど、草屋根に関係する様々な人たちが集まっています。本日は2つの施設見学とその間の昼食で、そんな皆さんの会話がクロスオーバーし、非常に充実した1日でした!

今回の投稿は以上です。次回をお楽しみに!


この投稿は2022年5月の総会で、私、市原が会長に推薦された際、所信表明で「HP活用のために任期中に100本の投稿をする」と発言したことに基づく企画であります。

本企画の記事は以下1~4のいずれかを満たす投稿としています。

  1. 会則の目的に「会員相互の親睦を図る」とあり、卒業生にできるだけ有用な情報を提供すること
  2. 同じく「関西大学建築学科の発展に寄与」するため、現役学生と卒業生をつなぐ情報であること
  3. 同じく「建築に関する学術・技術の進歩発展に寄与」するための情報であること
  4. 「建築」という単語を入れること

20221030